あの日の夕陽.......

あの眩いばかりの 夏が終る
毎日が お祭り騒ぎで 煌いてた日々


男も女もなかった
それはひとつの家族
恋人と過す時間より 楽しく素直になれた

誰かが 落ちこんでると
誰かが とびっきりの悪戯を思いつき
誰かが とんでもなく馬鹿げた話を持ち出し
誰かが ステキな遊びを流行らせる
皆 目をキラキラさせて 加わった
一蓮托生 大笑い
なんの屈託もなく 笑い合えた
いつの間にか 憂鬱は影をひそめた


未来はなにも見えなかったけど 明るく思えた

夢を語る友の言葉は 私の夢をも後押ししてくれた


あの 馬鹿騒ぎの夏....

きらめく夏....

かけがえのない夏.....


「卒業」が 夏の終わりを告げる