ある秋晴れの日 手のひらに ビー玉 転がした くるくる なにか 輝いた お日様 きらきら ビー玉の中で弾んだ 雲が ふわふわ ビー玉の中に浮かんだ コスモス そよそよ ビー玉の中で 逆さにゆれた ちっちゃな空だけど とっても ちっちゃな空だけど どんなに覗き込んでも 透かしてみても はしっこは みつからない 手のひらの上の 小さな無限 そっと 手のひらで 握り締め ポケットに入れる なんだか・・・・ 心に 小さな空が 生まれた気がした