ひまわりは太陽に恋をした


暁の空に顔を覗かせた

その瞬間から・・・



叶わぬ恋とわかっていても


太陽に少しでも近づきたくって

精一杯の背伸びをして

太陽の姿を追うの




ただ ただ

太陽に近づきたい一心で




意地悪な雲が太陽を隠しても


真っすぐに空を見つめていたわ




それを見ていた太陽は

西の地上に降りてきて



夕陽の赤でひまわりを

やさしく包んでくれたの




嬉しさと幸せと・・・




ひまわりは初めて

ちょっぴり首をうなだれて


金色の涙を 

こぼしました