あたりに漂う


金木犀の香り



漆黒の闇と溶け合って


儚い夢のため息に 姿を変え




意外なほどに 心は ゆれる






時の雫は 逆さに こぼれ落ち





一気に溢れる きみの面影





遠い日・・・







出逢った頃の きみのもと





微かな 月あかりとなって





そっと 寝顔を 映しても いいかしら・・






長く影を落とした まつ毛に







そっと Kissしても いいかしら・・・・・