.
:
:
:
:
:
一気に飲み干していく
グラスいっぱいの哀しみを
溜息まじりに煙草の煙をくゆらせ
:
:
流れる時間の中で
静かに そしてゆっくりと
:
:
また雫へとかえす
ふと指をとめて綴りかけの文字を
.
:
:
蘇る記憶の欠片
溢れ出す愛おしい想いに
:
:
:
無意識に綴る君の名前
零れ落ちた雫を指でなぞり
:
:
僕の壊れた心
グラスをつたう いく筋もの雫は
琥珀色のグラスに浮かぶ Crush Ice
懐かしいメロディが流れる
:
:
時を忘れた小部屋
poem by Neo